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第2回 taiko McCawさん

波野家

着物だったりアクセサリーだったり着ぐるみアバターだったり、はたまたちょっぴり怖い仕掛けのアイテムだったり。レトロでキュートでポップなデザイン。ひとつのお店の中にいくつもの魅力が同居する「波野家」のオーナー、taiko McCawさんにお話をうかがうことができました。

taiko McCawさんインタビュー

共同制作者 しゅーちゃん

Haruka McMahon: 簡単な自己紹介と今に至る来歴をお願いします。

taiko McCaw: はい。波野たい子です。波野家っていう店やってたりお化けに関するあれこれをしてたりしてます。あと何言ったらいいかしら。。。

Haruka McMahon: お店はいつごろから?

taiko McCaw: しっかりお店構えたのは2008年の7月からですね。それまでは無店舗で地味にモノ売ってたので、いつからか実は定かじゃないです。

Haruka McMahon: なるほどー。じゃあやっぱり、お店をやるというより作るほうが先にきてた感じですか。

taiko McCaw: 登録した当時は物作るなんて考えてもいなかったんですけれども、しばらくして働いたお店にものづくりする人がいまして、その人に引っ張られた感じですね。ちなみにその人とは今も一緒に作ってます。しゅーちゃん*1です。
6年くらい一緒にやってるんだけど未だにフルネーム書けないっていう・・・苗字難しすぎる。

Haruka McMahon: shuuさんはどっかお店やってらっしゃるんでしたっけ。

taiko McCaw: 波野家のクリエイターですねー。

Haruka McMahon: お、じゃあ本当に共同制作という。

taiko McCaw: そうなんです。

Haruka McMahon: どちらが何をつくるとかあるんですか?

taiko McCaw: 彼はモデリング担当なので、今ならメッシュのパーツだとか、昔ならスカルプのパーツだとか、そういうものを作って、それ以外は私がやってます。

Haruka McMahon: それ以外というとテクスチャとかスクリプトとかそんな感じですか。

taiko McCaw: はい、そですね。

Haruka McMahon: なるほどー。和のテイストが強いのはたいこさんのご趣味で?

taiko McCaw: 私の趣味だと思います。彼はどちらかというと職人系なもので、私が「これ作りたい!」って言ったものを作ってくれる感じですね。

Haruka McMahon: おー。それはうらやましい。

taiko McCaw: もともと別々にものを作ってて、お互いがお互いを手伝ってたりした経緯もあって。しゅーちゃんも着物作ってたんです。2007年頃。もともと知り合ったのが幕末*2の花魁バーだったのでね。

Haruka McMahon: なるほど!

taiko McCaw: どうしても着物の需要があったんですよね。おそらく。

Haruka McMahon: でも、2007年というと技術も出揃わないし、着物クリエイターは大変だったでしょうね。

taiko McCaw: そうですねえ。エリ作るにも袖作るにも。
ああ、しゅーちゃんはトーラスマスターでした(笑)。昔トーラスだけで家作ったことがありますあの人。*3

Haruka McMahon: すげえ!メガネは作ったけど上には上がいた!*4

taiko McCaw: うん。。。すごかったよ。。。こう、雑談してても何しててもなんかしら作ってる人ですね(笑)。気づくと200プリムくらい使ってて、なにしてんのwwwwwって怒られるみたいなね。。

Haruka McMahon: (笑)

taiko McCaw: あああああああ、そういえばしゅーちゃんはあれですよ。昔クーロンのなんかの大会で優勝してますよ!

Haruka McMahon: モデリングコロシアムかな?*5

taiko McCaw: それ!椅子のお化けつくってた!

Haruka McMahon: ああああ!あれか!

taiko McCaw: これ絶対得意分野だから出た方がいいって言って、しゅんさん*6と出たんですよね。確か。しゅんさん負けた…って戻ってきた。

Haruka McMahon: うんうん、椅子はすごかった。

taiko McCaw: わあ、、、しゅーちゃんって感じー。って思ったものあれ。

Haruka McMahon: なるほどー。shuuさんにも機会があったらインタビューを、と思ったんですが、その話聞いてますますお話伺いたくなりました。今度ぜひ紹介してください。

taiko McCaw: はい、ぜひ。

お化け屋敷をずっとやりたかった

Haruka McMahon: 波野家さんといえば、和グッズと並んで、ちょっとホラーっぽいアイテムの印象が強いですね。

taiko McCaw: そうですね。最初は「妖怪とかんざしの店 波野家」でしたし。

Haruka McMahon: 夏のお化けイベント、ホラーナイトKASASAGIにも関わっていらして。あれもご趣味で?(笑)

taiko McCaw: ええ、趣味です(笑)。もそもお化け屋敷はずっとやりたかったんです。で、ひょんなことから幕末で好きに作っていいよって土地をもらったんですね。500プリム。それが何年だろう・・・2009年くらいかな?幕末お化け屋敷っていう名前で常設のお化け屋敷を。まだ潰れてないんですが改築中です。1年くらい建築中なんですけれどもね。。。。ヤラネバ。

Haruka McMahon: 営業はお休み中?

taiko McCaw: ですです。去年の夏に一度撤去してます。

Haruka McMahon: なるほど。ちなみに再オープンの目処というか予定は?

taiko McCaw: 今年のGWだったんです。。。。

Haruka McMahon: (ノ∀`)

taiko McCaw: 今年中にはなんとかしたいですハイ(ノ´∀`*)。あそこは完全に私ひとりというか、その都度手伝ってくれる人たちはいるんだけれども、規模が小さいのでこう、、、私ががんばんないとどうにもならないのですよね。

Haruka McMahon: なるほど。

taiko McCaw: 500プリムでもここまで出来るぞってとこで ちょっと変わったものを作る予定ではいます。

Haruka McMahon: それは楽しみですねー。

taiko McCaw: がんばります。

Haruka McMahon: ちなみに、リアルでもそっち方面にご縁のある方ですか?

taiko McCaw: お化けですか?w

Haruka McMahon: はいw

taiko McCaw: 毎年やってる怪談ラジオ*7なんかでもわかるように、結構縁はありますねおそらく(笑)。ただ、自分自身はRLのお化け屋敷とかホラー映画、実はすごく苦手です。

Haruka McMahon: おお、そうなんですか。

taiko McCaw: びっくりするのが苦手で・・・びっくりさせるのは好きなんですけどね(笑)。

Haruka McMahon: あー、でも私もおどかされるのは苦手です。ほんのりじんわり怖いほうが……

taiko McCaw: うん。雰囲気怖いは好きですねえ。こう、ジェイソン追っかけてくるぞ!とかなんでそこのドア開けるの?とかそういうのがすごい苦手。。。開けなきゃ出てこないじゃん!っていうね。。。

Haruka McMahon: 怪談ラジオでも雰囲気怖い系のお話が多いですね。

taiko McCaw: そうですね。多分リアルの実体験では、びっくりするような怖いことはあまり起こらない…気がします。振り向いたら至近距離に血まみれの顔 とか。私自身はお化け見えないですからねー。

Haruka McMahon: そうすると、お化け屋敷の仕掛けのアイデアとかはどんなふうに考えてるんでしょうか。

taiko McCaw: 怖がりなので、ここでこういう風になったら自分ならびっくりするだろう とか、パニックになるだろう とか、あとは、SLでこういうことが起きたらきっと「おおっ」て思うなあ。。。っていうのがベースですねー。一昨年のホラナイのポルターガイスト机とか。ホラー映画嫌いだけどホラー漫画はよく読むんです。

Haruka McMahon: ポルターガイスト机というと、骸骨が現れるやつですか?

taiko McCaw: 骸骨が出てくるのとか、あとは机が出口塞いじゃうのとか。

Haruka McMahon: ああ、出られなくなるのは地味に怖いですね。

taiko McCaw: ですねー。ホラーの定番というか。

Haruka McMahon: LSL*8は独学ですか?

taiko McCaw: 独学です。黒羊さんのサイトはすごくお世話になりました。

Haruka McMahon: あそこは基本ですね。もともとRLでプログラミングの心得はあったんですか?

taiko McCaw: JavaScriptくらいですね。

Haruka McMahon: もしかしてJavaScriptも独学だったり?

taiko McCaw: 半分独学で、半分は当時の仕事で使ってました。

Haruka McMahon: なるほど。それであそこまで出来るようになるのはすごいですね。

taiko McCaw: ソース見たらみんなひっくり返るんじゃなかろうかと・・・・ソースの汚さには自信がありますwwwww

作った人の世界が伝わるSL

Haruka McMahon: taikoさんにとってSLの魅力というか、長いこと続けている理由ってなんでしょうか。

taiko McCaw: 好きなものが自由に作れるところで、自分が作ることも当然そうなのだけれど、誰かの作ったものを観ることで、作った人の世界が伝わりやすいこと。RLでそれをやるのはとても大変だけれど、ここでなら労力は何十分の一で済みますから、それが一番の魅力ですね。

Haruka McMahon: それでは、今後はどのような方向を目指して活動されるんでしょうか。

taiko McCaw: そうですね。。。今までどおり好きなものを好きなように作っていけたらなと思っています。ただそろそろ自分でもMesh覚えないといけないなと思い始めていますね(笑)。読書の秋に、3年ぶりの本を出そうと思ってます。

Haruka McMahon: おお、それはメッシュで?

taiko McCaw: めっしゅで!

Haruka McMahon: それは楽しみですね。今日は長い時間ありがとうございました。最後に、読者の皆さんにメッセージとか、商品の宣伝などがあればどうぞ。

taiko McCaw: 10月の初旬くらいから、Body expoっていうイベントに出ます。そこで少し新しいものを出すつもりでいるので、ぜひお越しくださいー。

インタビューを終えて

taikoさんとは、インタビュー中に出てきたお化けイベント「ホラーナイト」のお手伝いをご一緒したときからのご縁で仲良くさせていただいてます。実はshuuさんともその時にご一緒していたのですが、あまり言葉をかわす機会がなく、Kowloonのイベントに参加していたことも全く気がついていませんでした(同じイベントの違う回に、私も参加していたんですが……(汗))。今後機会がありましたらぜひともインタビューしたい人の1人に加わりました。

*1:shuu YiYuan さん

*2:Kyoto BAKUMATSU SIM http://maps.secondlife.com/secondlife/Kyoto%20BAKUMATSU/

*3:トーラスだけで:セカンドライフでのアイテム作成は、システムが提供する球や円筒・直方体などの基本的な形状の立体や3DCGソフトでモデリングしたものをインポートしたオブジェクトを組み合わせて行う。トーラスは基本形状オブジェクトの1つで、デフォルトではドーナツ型の立体だが、切り取りや引き延ばしなどの変形を組み合わせると意外なほどさまざまな形になる。

*4:手前味噌ですみません……インタビュアーがトーラスのみで作ったメガネ(というかサングラス)がこちらになります。http://kowloon.slmame.com/e125784.html

*5:モデリングコロシアム:与えられたテーマにそって基本形状のオブジェクトのみを使用して1時間で作品を完成させるという、2008年8月にKowloon SIMにて開催されたイベント。

*6:Shun Sewell さん

*7:怪談ラジオ: taikoさんとyasu Ampanさんがちょっと怖い体験談を披露する、夏の恒例イベント。アバターによるトークで披露されるほか、インターネットラジオでも配信される。アーカイブ映像 http://blog.naminoke.info/?eid=1832

*8:Linden Script Language の略。セカンドライフ内のオブジェクトを操作するためのスクリプト言語